課題C
課題C1
C1-1. フォルダ・タブの作成
Onshapeのページ
を開いてサインインする。
演習で作成したドキュメントを開く。
(AかBのフォルダに入っている状態の場合は) 家のマークをクリックしてホーム直下に移動する。
「+」→「フォルダを作成」でCフォルダを作成する。
Cフォルダをクリックしてその中に入る。
「+」→「Part Studioを作成」でタブを追加し、その名前を「C1」に変更する。
C1-2. 経路のスケッチを描く
Top平面を選んでスケッチを開始する (スケッチの名前は「パイプの経路」)。
右上のボックスで視線方向を上面に切り替える。
線
をクリックし、図のような2本の線を描く。
寸法
で縦横の線の長さをそれぞれ60, 150にする。
スケッチフィレット
で、図のようにして半径40mmの丸めをいれる。
(デフォルトでは半径5mmになる。マウスホイールで拡大し、「R5」をダブルクリックして40に書き換える)
スケッチフィレット
では折れ線の角を丸めることができる。入れた丸めの半径は後から変更することもできる (
解説
)。
緑のチェックをクリックしてスケッチ描画を終了させる。
(この時点のフィーチャーリスト、パーツリスト、設計画面はこうなる)
C1-3. 断面のスケッチを描く
パイプを作るために経路の端に断面のスケッチを描きたいが、デフォルトではそのような面は存在しない。そこで、「パイプの経路」の線をもとにして新しい面を作り、そこにスケッチを描く。
Origin ~ Right を非表示にする。
平面
をクリックし、面の名前を「パイプ断面描画用の面」に変更する。
平面
ではいろいろな方法で面を作ることができる (
解説
)。
ネーミングについて
平面
では、作った
面自体
がフィーチャーリストに表示される。そのため、ネーミング的には「~の面作成」ではなく「~の面」とする。
一方、押し出し
や回転
はモノ自体ではなく、何かを作ったり削ったりする
作業
なので「~作成」などにするのが適切。
設定を「カーブポイント」に切り替え、図のようにして新しい面を作る。
「カーブポイント」の設定では、「カーブ」(ここでは直線だが) に垂直に交わり、「ポイント」を通る面ができる。
をクリックし、フィーチャーリストの
パイプ断面描画用の面
を選択する。
スケッチ名を「パイプ断面」に変更する。
中心点円
で、テキトーな位置を中心としたテキトーな大きさの円を描く。
一致
で図のようにして円の中心とさっきのスケッチの点を一致させる。
視線方向を「右側」に切り替える。
寸法
で円の直径を30にする。これですべての線が黒になる。
オフセット
で一周り (半径の差5mm) 大きい円をつくる。
(大きい円ができたあとはそのままでもよいが、オフセットのコマンドを終わらせてから数字をドラッグしてずらせば見やすくなる)
緑のチェックをクリックしてスケッチ描画を終了させ、「パイプ断面描画用の面」を非表示にする。
C1-4. パイプを作る
スイープ
(
解説
) で2つのスケッチを組み合わせてパーツを作る。
スイープ
をクリックし、フィーチャーの名前を「パイプ作成」に書き換える。
図のようにして「パイプ断面」を「パイプの経路」に沿って動かした形をつくる。
断面を選ぶときにクリックする場所に注意。二重丸の隙間を狙う。
内側の円の中をクリックするとこうなってしまう。
パーツリストの「Part 1」の名前を「パイプ」に書き換える。これで課題C1は完了。
完成状態
(フィーチャーリスト、パーツリスト、モデルの状態がこれと完全に同じであることを確認する)
課題C2
C2-1. タブの作成
「+」→「Part Studio を作成」でタブを追加する。
新しいタブの名前を「C2」に変更する。
C2-2. 底面のスケッチを描く
Top平面を選んでスケッチを開始する (スケッチの名前は「底面の形」)。
右上のボックスで視線方向を上面に切り替える。
内接多角形
で、原点を中心とした、右の辺が鉛直な八角形を描く。
寸法
で一辺の長さを30にする。
緑のチェックをクリックしてスケッチ描画を終了させ、Origin, Front, Right を非表示にする。
C2-3. 上面のスケッチを描く
今回は「スケッチとスケッチをつないでパーツを作る」という方法をとるので、この時点ではまだパーツをつくらずに2つ目のスケッチを描く。また、2つ目のスケッチは1つ目とは別の面にないといけないので、そのための面を作る。
また、スケッチの線は1から描かずに、「エッジ利用 (投影/変換)」
(
解説
) でさっきのスケッチから線をコピーする。
(そうなっていなければ) 視線方向をトリメトリックに切り替える。
図のようにして、平面
でTop面の100mm上に「上面描画用の面」という新しい面を作る。
Top面を選ぶときは、フィーチャーリスト上の「Top」をクリックしてもよい。
「上面描画用の面」を選んでスケッチを開始する (スケッチの名前は「上面の形」)。
(スケッチ面を選ぶときは、フィーチャーリストのかわりに設計画面上の「上面描画用の面」を選んでもよい)
「エッジ利用 (投影/変換)」
で、Top面に描いたスケッチを「上面描画用の面」にコピーする。
このように、「エッジ利用 (投影/変換)」
を使うと、他の面に描いたスケッチやパーツの形をコピーできる。
緑のチェックをクリックしてスケッチ描画を終了させ、Top, 上面描画用の面を非表示にする。
C2-4. 外形を作る
ロフト
(
解説
) を使い、2つのスケッチをつないだパーツを作る。
ロフト
をクリックし、フィーチャーの名前を「外形作成」に書き換える。
図のようにして2つのスケッチをねじりながらつないだ形を作る。
「接続の一致」で一つずれた点をえらんだので、このようにねじれた形になる。
「接続の一致」を使わなければ、途中のプレビューで出てくるような素直につないだ形になる。
C2-5. くり抜く
シェル
でこのパーツをくり抜いてコップ状にする。
シェル
をクリックし、フィーチャーの名前を「くり抜き」に書き換える。
図のようにしてパーツを厚さ5mmだけ残してくり抜く。
パーツリストの「Part 1」の名前を「コップ」に書き換える。これで課題C2は完了。
完成状態
(フィーチャーリスト、パーツリスト、モデルの状態がこれと完全に同じであることを確認する)
課題C3
C3-1. タブの作成
「+」→「Part Studio を作成」でタブを追加する。
新しいタブの名前を「C3」に変更する。
C3-2. 面を用意する
Front, Right を非表示にし、平面
で、Top平面の50mm上に「中段描画用の面」、さらにその50mm上に「上面描画用の面」という面を作る。
(2段階目では「平面1」を基準にして「平面2」を作る)
C3-3. 底面のスケッチを描く
Top平面を選んでスケッチを開始する (スケッチの名前は「底面の形」)。
視線方向を上面に切り替える。
中心点円
で原点を中心とした円を描き、寸法
で直径を100にする。
緑のチェックをクリックしてスケッチ描画を終了させる。
(トリメトリックで見ると、このように一番下の面に円があるはず)
C3-4. 中段のスケッチを描く
「中段描画用の面」を選んでスケッチを開始する (スケッチの名前は「中段の形」)。
視線方向を上面に切り替える。
内接多角形
で、原点を中心とした、右の辺が鉛直な六角形を描き、寸法
で一辺の長さを80にする。
(原点の次のクリックは、原点からまっすぐ右にいった場所になるように注意。そうしないと大きさを決めても線が黒くならない)
緑のチェックをクリックしてスケッチ描画を終了させ、Originを非表示にする。
(トリメトリックで見ると、このように2段目に六角形があるはず)
C3-5. 上面のスケッチを描く
ここではさっき描いた「中段」のスケッチをベースにして、「エッジ利用 (投影/変換)」
で線をコピーする。
「上面描画用の面」を選んでスケッチを開始する (スケッチの名前は「上面の形」)。
「エッジ利用 (投影/変換)」
で、図のようにして「中段の形」の作図線 (点線) をコピーした円をつくる。
クリックする場所に注意。六角形に内接する円の方をクリックする。
「エッジ利用 (投影/変換)」
で作図線を元にしてスケッチを作った場合でも、できるものは実線になる。
緑のチェックをクリックしてスケッチ描画を終了させ、Top, 中段描画用の面、上面描画用の面を非表示にする。
C3-5. 外形を作る
ロフト
で2つのスケッチをつないだパーツを作る。
ロフト
をクリックし、フィーチャーの名前を「外形作成」に書き換える。
図のようにして3つのスケッチを滑らかにつないだパーツを作る。
C3-6. くり抜く
シェル
でこのパーツをくり抜く。ただし、ここでは開口部のない、中だけがくり抜かれた状態にする。
右側のメニューから表示を「半透明」に切り替える。
表示はこのようになるが、材質は不透明なまま変わっていない。必要な作業が終わってから表示を「シェード」に戻すと、また不透明になる。
シェル
をクリックし、図のようにして厚さ5mm残してパーツの中をくり抜く。
「空洞の」にチェックを入れると、面ではなくパーツを選ぶ状態になる。実行すると中がくり抜かれ、どこにも開口部がなくなる。
C3-7. 分割する
平面
で、図のようにしてパーツの上面から15mm
下に
新しい面「分割用の面」を作る。
(普通に実行すると上に面ができてしまう。矢印をクリックして向きを反転させる)
分割
で、図のようにしてパーツを上下に分割する。
パーツリストのパーツ名を「本体」「蓋」に変更する。
右側のメニューで表示を「シェード」(これがデフォルトの表示状態) に戻す。
「分割用の面」も非表示にし、パーツリストで蓋と本体の表示・非表示を切り替えて、それぞれのパーツの形を確認する。こうなっていれば課題C3は完了。
完成状態
(フィーチャーリスト、パーツリスト、モデルの状態がこれと完全に同じであることを確認する)
課題C4
ここでは自分で考えて好きな形を作る。
「+」→「Part Studioを作成」で新しいタブ「Part Studio 1」を追加し、名前を「C4」に変更する (これまでに作成したタブのコピー・使いまわしはNG)。
C4タブに、自分で考えて好きな形のパーツを作る。ただし必ず以下の条件を満たすようにする。
スイープ
、ロフト
、シェル
のうち、少なくともどれか1つを使う。
パーツを2つ以上作った場合は、パーツ同士が重なり合わないようにする (
調べ方
)。
フィーチャーリストにエラー (赤字) や「使われていないただの絵」を残さない。
必須ではないが、このほかに以下の条件を満たすのが望ましい。
フィーチャーにはすべて実態にあった名前をつける。
スケッチは「完全定義」(黒状態)になるようにする。
パーツ以外のものを非表示にする。
提出
演習の時間の終了時に、cadseminar2021@gmail.comあてに以下のメールを送る。
指摘を受けて、修正が完了した時も同様のメールを送る。
件名
CAD演習 課題C
本文
学籍番号、氏名、ドキュメントのURL
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