課題D
課題D1
D1-1. フォルダ・タブの作成
Onshapeのページ
を開いてサインインする。
演習で作成したドキュメントを開く。
(これまでに作ったフォルダに入っている状態の場合は) 家のマークをクリックしてホーム直下に移動する。
「+」→「フォルダ作成」でDフォルダを作成し、クリックしてその中に入る。
「+」→「Part Studioを作成」でタブを追加し、その名前を「D1」に変更する。
D1-2. 箱の原形を作る
Top平面を選んでスケッチ「箱の基準」を開始する。
視線方向を上面に切り替える。
(この時点でこう見えるはず)
前回までの内容を踏まえ、図の状態のスケッチを描き、緑のチェックを押してスケッチを終了させる (使うもの:中心長方形
、 同等
、 寸法
)。
(寸法を入れるのは1か所だけ。課題B3のときと同じように、同等
で横と縦の辺の長さを同じにする)
押し出し
で上方向に30mm押し出してパーツを作り (フィーチャー名は「箱作成」)、できたパーツの名前を「箱」に変更する。
D1-3. 箱に変更を加える
シェル
で箱の上面を選んで、「シェルの厚さ」を4mmにしてくり抜く (フィーチャー名は「箱くり抜き」)。
Origin ~ Right を非表示にする。
フィレット
で、図のようにして箱の内側に半径5mmの丸めを入れる (フィーチャー名は「箱内側丸め」)。
(選ぶのは4本の縦のエッジと底の面)
D1-4. 箱を延長する
直線パターン
をクリックし、図のようにして5つ分連結した状態にする (フィーチャー名は「箱延長」)。
直線パターン
では、このようにパーツを並べてコピーできる。
ここでは、設定を「追加する」にしてオリジナルのものと一体化したため、横に長いパーツになった。「新規」のままにするとコピーは別物になり、パーツ数が5つになる。
コピー元の横幅は40mm, 壁の厚さは4mmで、36mmずつずらしてコピーしたので、ちょうど壁1枚分重なった状態でコピーされる。
「距離」を40mmにするとくぼみの間の壁が2倍の厚さになる。
「二次方向」にチェックを入れれば、1回のコピーでこういう形にすることもできる (
参考
)。
完成状態
(フィーチャーリスト、パーツリスト、モデルの状態がこれと完全に同じであることを確認する)
課題D2
D2-1. タブの作成
「+」→「Part Studioを作成」でタブを追加する。
新しいタブの名前を「D2」に変更する。
D2-2. 座板を作る
Top平面を選んでスケッチ「座板の基準」を開始する (誤字に注意。×座版 ○座
板
)。
視線方向を上面に切り替える。
(この時点でこう見えるはず)
図の状態のスケッチを描き、緑のチェックを押してスケッチを終了させる (使うもの:中心点円
、 寸法
)。
押し出し
で、
上に30mm
押し出してパーツを作り (フィーチャー名は「座板作成」)、できたパーツの名前を「座板」に変更する。
D2-3. 脚を作る
Front平面を選んでスケッチ「脚の経路」を開始する。
視線方向を正面に切り替える。
(この時点でこう見えるはず)
図のようにして斜めの線を入れ、位置・向き・長さを確定させる。
(座板は邪魔にならないように最初に非表示にし、スケッチがすべて黒くなったらまた表示させる)
(こうなればOK)
緑のチェックマークをクリックしてスケッチを終了させる。
図のようにして座板の裏側を選択してスケッチ「脚の断面」を開始する。
「脚の経路」の上の端に中心を合わせた円を描き、直径を30mmにしてスケッチを終了する。
図のようにしてスイープ
でパーツを作る (フィーチャー名は「脚作成」)。
(座板と一体化しないように、「新規」に変えることに注意。できたパーツは灰色になるはず)
新しいパーツの名前を「脚1」に変更し、Origin~Rightを非表示にする。
D2-4. 脚をコピーする
円形パターン
(直線パターン
の右の ∨ から選択) をクリックし、図のようにして脚を4本に増やす (フィーチャー名は「脚コピー」)。
新しいパーツの名前を図のように変更する。
完成状態
(フィーチャーリスト、パーツリスト、モデルの状態がこれと完全に同じであることを確認する)
課題D3
D3-1. タブの作成
「+」→「Part Studioを作成」でタブを追加する。
新しいタブの名前を「D3」に変更する。
D3-2. 球を作る
Front平面を選んでスケッチ「球の基準」を開始する。
視線方向をFrontに切り替える。
(この時点でこう見えるはず)
図の状態のスケッチを描き、緑のチェックを押してスケッチを終了させる (使うもの:中心点と端点 円弧
、 線
、 寸法
)。
(先に円弧を描き、その両端に合わせて線を描けば楽)
回転
で、図のようにしてパーツを作る (フィーチャー名は「球作成」)。
D3-3. コピーの基準を描く
Front平面を選んでスケッチ「コピーの基準」を開始する。
(この時点でこう見えるはず)
図のようなスケッチを描き、寸法
で長さを200mmにする。
(こうなればOK。実線でなく点線(作図線)であることに注意)
スプライン
で、図のようにして曲線を描く。
(始点と終点はさっきの作図線に合わせる)
(終点ではダブルクリックする)
図のようにして曲線を整える。
(まず白丸をドラッグして作図線(点線)に重ねる)
(次に青い点をドラッグして曲がり方を適度に緩くする)
始点・終点と白丸をつなぐ線は、その位置でのスプラインの向きを決める。
これを作図線に合わせることで、上下の端でスプラインがまっすぐ立つことになる。
スプラインの線が青いままだが、無理に確定はさせない。
「だいたい整っている」というレベルでよい。
スプラインは基本的に自由に描くものだが、あらかじめ作図線で基準になるものを描いておくことで、長すぎたり短すぎたりなど予想外の形になることを防げる。
緑のチェックをクリックしてスケッチを終了させる。
D3-4. 球をコピーする
視線方向をトリメトリックに切り替える。
Origin ~ Right を非表示にする。
円形パターン
の右の ∨ から曲線パターン
を選び、図のようにして実行する (フィーチャー名は「球コピー」)。
(最後に設定を「追加する」にして元のパーツを選ぶことで一体化して一つのパーツになる)
「コピーの基準」の曲線の曲がり方が急すぎると曲線が長くなるので、コピーされたパーツどうしが重ならず、このようにたくさんのパーツがある状態になってしまう。
こうなったときは「コピーの基準」をダブルクリックして曲線の曲がり方を緩やかにし、全体が一つのパーツになるようにする。
曲線パターン
で「パターン化するパス」を閉じた曲線にすることもできる。たとえばスプラインで始点と終点をつなげた形にすれば、こういうものができる。
パーツの名前を「オブジェ」に変更する。これで課題D3は完了。
完成状態
(フィーチャーリスト、パーツリストの状態がこれと完全に同じで、
パーツが1つだけ
であることを確認する)
課題D4
ここでは自分で考えて好きな形を作る。
「+」→「Part Studioを作成」で新しいタブ「Part Studio 1」を追加し、名前を「D4」に変更する (これまでに作成したタブのコピー・使いまわしはNG)。
D4タブに、自分で考えて好きな形のパーツを作る。ただし必ず以下の条件を満たすようにする。
直線パターン
、円形パターン
、曲線パターン
のうち、少なくともどれか1つを使う。
パーツを2つ以上作った場合は、パーツ同士が重なり合わないようにする (
調べ方
)。
パーツはすべて表示した状態にする。
フィーチャーリストにエラー (赤字) や「使われていないただの絵」を残さない。
必須ではないが、このほかに以下の条件を満たすのが望ましい。
フィーチャーにはすべて実態にあった名前をつける。
スケッチは「完全定義」(黒状態)になるようにする。
パーツ以外のものを非表示にする。
提出
演習の時間の終了時に、cadseminar2022@gmail.comあてに以下のメールを送る。
指摘を受けて、修正が完了した時は教員のメールへの返信で連絡する。
件名
CAD演習 課題D
本文
学籍番号、氏名、ドキュメントのURL
トップページへ