重なりのチェック
3D CADの設計では3Dプリンタで実物をつくることを前提としている。しかし部品同士に重なりがあると、CAD上ではうまく形ができているように見えても、実物を作ったときに組み立てられない。部品の数が多くなると、このような重なりを目視でチェックするのは難しいので、以下の方法が役に立つ。
たとえば、全体の見た目と部品名が下の図のような組み合わせの場合、
部品リストで部品をクリックしてすべて選択するか、範囲選択ですべて選んでから
右のメニューで「Interference detection」を選ぶと、このように、重なり合っている場所が赤く表示される。
このような重なりが見つかったら、サイズを調整したり、Boolean→Subtractで重なり部分を削除したり、Boolean→Unionで部品同士を結合したりすることで解決を図るとよい。
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