第12回 アニメーション

今回はテキスト4-2(110ページ~)のキーフレームアニメーション、4-1-4(107~)のカメラワークについての実践を行う。

課題1 (平行移動)

  1. デスクトップ(またはUSBメモリなどの自分で決めた場所)に「第12回」フォルダーを作る。
  2. Blenderを起動する(Windowsボタン→「Blender(フォルダー)」→「blender」)。

  3. 右側のメニューの「出力」のグループの中にある、下図のアイコンをクリックする。

  4. デスクトップ(または自分でフォルダーを作った場所)の「第12回」を選択して「OK」ボタンを押す。
  5. 今日の課題提出ファイルはすべて動画。この設定をしておけば動画が「第12回」フォルダーに出力されるようになる。

  6. 「出力」のグループの「PNG」になっているところをクリックし、「AVI Raw」に変更する。
    これが動画の出力形式になる。この時点で「出力」のところはこうなっていればOK。

  7. 「寸法」のグループの「X」「Y」をそれぞれ800, 600に、「最終フレーム」を20に変更する。

  8. マウスカーソルが画面内にある状態でキーボードの「I」キーを押し、出てきたメニューで「位置」を選択する。すると、画面下の「(1) Cube」の文字が黄色に変わる。
    これで1フレーム目にキーフレームが追加される。

  9. 画面下側(タイムラインという)の緑の線をドラッグして20のところまで移動させる。
    緑の線が「いまここを編集中」という目印。さっき入れたキーフレームは黄色の線。

  10. 緑の矢印をドラッグして矢印の方向に適当に動かす。

  11. さっきと同様にして「Iキー」→「位置」でキーフレームを追加する。
    これで20フレーム目にもキーフレームが追加される。

  12. タイムラインの緑の線を左右にドラッグし、ボックスが左右に動くことを確認する。

  13. 右側のメニューの「レンダー」のグループの「アニメーション」をクリックする。すると動画が作成される。

  14. 「第12回」フォルダを開く。「0001-0020.avi」という動画ができているので、それをダブルクリックして再生し、下の動画のような動きになっていることを確認する。

  15. 動画の名前を「課題1.avi」に変更する。
  16. 課題2以降でも動画を作る。ここで名前を変えておかないと上書きされてしまうので注意。

課題2 (回転)

  1. キーボードの「F11」キーを押す。すると、最初の編集画面に戻る。
  2. Ctrlを押しながら何度かZキーを押し、「右側の設定は変更済みで、ボックスやキーフレームは最初と同じ状態」に戻す。
  3. この課題でもさっきと同じ動画出力の設定を使う。この設定まで初期状態に戻してしまわないように注意。
    戻し過ぎてしまったときはもう一度右側の設定を課題1のときと同じように変更するか、Ctrl + Shift + ZでRedoする (「元に戻す操作」をキャンセルする)。
  4. マウスカーソルが画面内にある状態で「I」キーを押し、「回転」を選ぶ。
    これで最初のフレームにキーフレームが追加される。ただし先ほどとは違い、位置ではなく「回転の状態」が記憶される。

  5. タイムラインの緑の線をドラッグして20のところまで移動させる。

  6. マウスカーソルが画面内にある状態でテンキーの「1」キーを押す。すると、Y軸(緑)のマイナス方向から見た状態になる。

  7. 「R」キーを押す。すると、ボックスがカーソルに合わせて回転するようになる。適当に回転させたらクリックして確定する。
  8. ボックスは視線を軸にして回転する。そのため、最初の見え方のまま回すと変な方向に回ってしまう。

  9. 「Iキー」→「回転」でキーフレームを追加する。

  10. マウスの中央ボタン(ホイール)を押してドラッグし、視線方向をだいたい最初の状態くらいに調整する。
  11. タイムラインの緑の線を左右にドラッグし、ボックスがY軸(緑)を中心に回転することを確認する。
  12. 「レンダー」グループの「アニメーション」をクリックして動画を作成する。
  13. 「第12回」フォルダに新しくできた「0001-0020.avi」をダブルクリックして再生し、下の動画のような動きになっていることを確認する(回転の向きは逆でもよい)。

  14. 動画の名前を「課題2.avi」に変更する。

課題3 (拡大・縮小)

  1. キーボードの「F11」キーを押し、最初の編集画面に戻る。
  2. Ctrlを押しながら何度かZキーを押し、「右側の設定は変更済みで、ボックスやキーフレームは最初と同じ状態」に戻す。
  3. マウスカーソルが画面内にある状態で「I」キーを押し、「スケーリング」を選ぶ。
    これで最初のフレームにキーフレームが追加される。「スケーリング」では「拡大・縮小の倍率の状態」が記憶される。

  4. タイムラインの緑の線をドラッグして20のところまで移動させる。

  5. 「S」キーを押す。すると、ボックスがカーソルに合わせて拡大・縮小するようになる。適当に大きさを変えたらクリックして確定する。

  6. 「Iキー」→「スケーリング」でキーフレームを追加する。

  7. タイムラインの緑の線を左右にドラッグし、ボックスが大きくなったり小さくなったりすることを確認する。
  8. 「レンダー」グループの「アニメーション」をクリックして動画を作成する。
  9. 「第12回」フォルダに新しくできた「0001-0020.avi」をダブルクリックして再生し、ボックスが大きくなる(または小さくなる)ことを確認する。

  10. 動画の名前を「課題3.avi」に変更する。

課題4 (組み合わせ)

  1. キーボードの「F11」キーを押し、最初の編集画面に戻る。
  2. Ctrlを押しながら何度かZキーを押し、「右側の設定は変更済みで、ボックスやキーフレームは最初と同じ状態」に戻す。
  3. 右側のメニューの「寸法」のグループの「最終フレーム」を40に変更する。

  4. マウスカーソルが画面内にある状態で「I」キーを押し、「位置/回転/拡縮」を選ぶ。
    これで最初のフレームにキーフレームが追加される。「位置/回転/拡縮」では「位置」「回転」「拡大・縮小の倍率の状態」がすべて記憶される。
    (たとえば「動かして、回して、大きくした」あとで「位置」で記憶させても「どう回ったか」「大きさがどう変わったか」は記憶されない)

  5. タイムラインの緑の線をドラッグして20のところまで移動させる。

  6. 緑の矢印をドラッグして矢印の方向に適当に動かす。

  7. 「S」キーを押してボックスを適当に縮小し、クリックして確定する。

  8. 「Iキー」→「位置/回転/拡縮」でキーフレームを追加する。

  9. タイムラインの緑の線を左右にドラッグし、ボックスが「縮みながら右へ移動」「膨らみながら左へ移動」することを確認する。
    このようにすれば、移動と拡大・縮小が同時に起こるアニメーションが作れる。

  10. タイムラインの緑の線をドラッグして40のところまで移動させる。

  11. 青の矢印をドラッグして適当に上に動かす(上げ過ぎるとボックスが動画の範囲からはみ出てしまうので注意)。

  12. マウスカーソルが画面内にある状態でテンキーの「7」キーを押す。すると、真上から見た状態になる。
  13. 表示が上の図と異なる場合はテンキーの「5」キーを押す (このキーでパース(遠近感)の有無を切り替えられる)。

  14. 「R」キーを押してボックスを適当に回転させ、クリックして確定する。

  15. マウスの中央ボタンでドラッグし、視線方向をだいたい最初の状態くらいに調整する。

  16. 「Iキー」→「位置/回転/拡縮」でキーフレームを追加する。

  17. タイムラインの緑の線を20~40の範囲で左右にドラッグし、ボックスが回転しながら上下に移動することを確認する。
    これは「移動」と「回転」の組み合わせ。やろうと思えばこれに「拡大・縮小」を組み合わせることもできる。

  18. 「レンダー」グループの「アニメーション」をクリックして動画を作成する。
  19. 「第12回」フォルダに新しくできた「0001-0040.avi」をダブルクリックして再生し、下の動画のような動きになっていることを確認する。
  20. 今回は3つのキーフレームを使ったので2段階の動きになった。もっとキーフレームを増やせば複雑な動きがつくれる。

  21. 動画の名前を「課題4.avi」に変更する。

課題5 (カメラワーク)

  1. キーボードの「F11」キーを押し、最初の編集画面に戻る。
  2. Ctrlを押しながら何度かZキーを押し、「右側の設定は変更済み(最終フレームが40)で、ボックスやキーフレームは最初と同じ状態」に戻す。
  3. マウスの右ボタンでカメラをクリックして選択する。

  4. マウスカーソルが画面内にある状態で「I」キーを押し、「位置/回転」を選ぶ。
    これで最初のフレームにキーフレームが追加される。「位置/回転」では「位置」「回転」の状態が記憶される。

  5. タイムラインの緑の線をドラッグして20のところまで移動させる。

  6. テンキーの「7」キーを押して上から見た状態にし、緑と赤の矢印をドラッグしてカメラをボックスに近づける。

  7. テンキーの「1」キーを押して正面から見た状態にし、青の矢印をドラッグしてカメラを下げる。

  8. 「Iキー」→「位置/回転」でキーフレームを追加する。

  9. テンキーの「0」キーを押す。すると、カメラから見た状態になる。
  10. 動画ではこのオレンジの枠の部分が画面内に入ることになる。ボックスが画面に入っていない場合は「1」や「7」を押して上や前から見た状態にしてからカメラの位置を修正し、キーフレームを入れ直す。

  11. タイムラインの緑の線を左右にドラッグし、ボックスが近づいたり(ドリーイン)遠ざかったり(ドリーアウト)することを確認する。

  12. タイムラインの緑の線をドラッグして40のところまで移動させる。

  13. テンキーの「7」キーを押して上から見た状態にする。

  14. 「R」キーを押してからカーソルを動かしてカメラを回転させて上向きにし、クリックして確定する。

  15. 「Iキー」→「位置/回転」でキーフレームを追加する。

  16. テンキーの「0」キーを押してカメラから見た状態にし、タイムラインの緑の線を20~40の範囲でドラッグしてボックスが左側に動いていく(パン)ことを確認する。

  17. 「レンダー」グループの「アニメーション」をクリックして動画を作成する。
  18. 「第12回」フォルダに新しくできた「0001-0040.avi」をダブルクリックして再生し、下の動画のような動きになっていることを確認する。

  19. 動画の名前を「課題5.avi」に変更する。

課題6

    自分で考えた動画「課題6.avi」を作成する。ただし、動画の最初から最後まで何も写っていないようなものはNG。

    ※ キーフレームを作るときに「位置」「回転」「拡縮」...などの選択肢のうち、どれを使うか迷ったらとりあえず「位置/回転/拡縮」にしておけば必要な情報は記憶される。
    ※ モノ(ボックス・カメラ・光源)を選ぶときは右クリック。
    ※ キーフレームはモノに対して設定されるので、ボックスとカメラの両方を動かしたときは「ボックスを選んだ状態でキーフレームを入れる」「カメラを選んだ状態でキーフレームを入れる」の両方が必要。

    テクニック1
    Ctrlキーを押しながら移動、回転、拡大・縮小すると「1ずつ」や「5°ずつ」「0.1倍ずつ」変わるようになる。変更を細かくコントロールしたいときなどに使える。
    テクニック2
    ボックスを選択している状態でCtrl+C, Ctrl+Vの順に押すとボックスをコピーできる(コピー直後は重なった状態なので見た目は変わらないが、移動させると2つあることがわかる)。
    テクニック3
    光源を右クリックで選択し、ボックスやカメラと同様にして動かせば、光の当たり方が変わっていく動画を作ることもできる。

提出

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