エキスパート 4章

解説

例年テキストの4章に対応する問題が2題ずつ出題される (全40問中8問)。
ただし、テキストの用語そのものを問うものよりも具体例での結果を問う問題が多いので、過去問を解くことに重点を置いた方が効率的。

4-1 写実的表現法

出題頻度は高くないが、「4-1-4 レンダリングを構成する処理」から出題されたことがある。
処理の名称だけでなく、その順序を問われる (2019前期)。

4-2 隠面消去

この範囲からは、「4-2-3 優先順位アルゴリズム」の問題がときどき出題される。
特にテキスト129ページの図4.8のような、単純なポリゴンの前後関係からだけでは決められないようなケースについての問いが多い。
また、「Zバッファ」「レイトレーシング」等の用語の定義も問われる。

4-3 シェーディング

光源の種類、オブジェクトの反射の種類などによっての見え方の違いを問われる問題が出題される。この範囲では「2種類の光源による元画像、そのうちどちらかを消した場合の結果を選択肢から選ぶ」ような問題が多い。
また、「4-3-6 散乱・減衰」の範囲では、テキスト154ページの図4.40に示されるような「物体からの光」と「経路の途中で散乱されて加わる光」の傾向を問う問題が出題される。前者は距離が長くなると減り、後者は増える。

4-4 影付け

面光源・点光源に対する影のでき方を問われる問題がよく出題される。この場合は図を描いて影とそうでない部分の境界の座標を計算する必要がある。
また、3つの点光源によるそれぞれの影の形が示され、光源を色付きのものに変えた場合の結果を選択させる問題も多く出題される。この場合は、元画像で影でなかった部分に注目して考えれば、影の色がわかる。

4-5 マッピング

ベーシックの範囲に含まれるマッピングの種類のほかに、「ディスプレイスメントマッピング」に関わる問題が出題される。
ディスプレイスメント (displacement) とは「変位」「ずれ」のこと。バンプマッピングとは異なり、モデルの形を実際に変形させてレンダリングを行う。画像を選択する形で出題された場合は、モデルと背景の境目の部分が元の状態と変わっているかどうかを見ればバンプマッピングとディスプレイスメントマッピングの違いがわかる (バンプマッピングでは境目の形は変わらない)。

4-6 イメージベーストレンダリング, 4-7 大域照明計算

基本的に用語の意味を問う問題のみ。

過去問を使った学習

課題

1回分(4つの設問)ごとに以下のことを行い、授業終了時に解答用紙を提出する。
  • テキストなどを参照しながら解く
  • 解答・解説のページを見て採点する (a~dのところに○×、間違えたものには正解を赤でマークして、問題名の欄に正解数を書く)
  • 間違えた問題について解答・解説のページの説明とテキストの対応部分を確認する

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