情報理論 小テスト (第07回の内容) 解答
- ランレングス符号についての正しい説明はどれか。
- 効率はシンボル単独の出現率のみに依存する
- シンボルの切り替わりが多いほど効率が良い
- シンボルの切り替わりが少ないほど効率が良い
- 資料の表1のランレングス符号で、Bが6つ続く並びに対応する符号語は何か。
- 0100
- 0101
- 0110
- それがBであることをあらわす「0」と、6個続いたことをあらわす「101」(「続いた数-1」を2進数にしたもの)。
- 表1のランレングス符号でシンボル数200の文を符号化したとき、ブロック数が80だった場合の平均符号長はいくらか。
- 1.6
- 0.4
- この情報だけからはわからない
- ブロック数が80なので、符号化されたものは80×4=320ビット。これをシンボル数200で割ると1.6になる。
- 黒・赤・緑・青の4色のピクセルで構成される画像を表すため、表1の方法を拡張してそれぞれの色1~8個の並びに対する等長符号を作った場合、符号語の長さはどうなるか。
- 4
- 5
- 8
- 4つの色を表わすには2ビット必要になる。連続数のカウントに必要なビット数は表1のときと同じ3ビットなので、合計5ビットになる。
- 白・黒の2色のピクセルで構成される画像を表すため、表1の方法を拡張してそれぞれの色1~16個の並びに対する等長符号を作った場合、符号語の長さはどうなるか。
- 5
- 8
- 16
- 色を表わすのに必要なのは表1と同じ1ビット。連続数は1~16で、それから1を引いた値は0~15になり、これは4ビットで表わせるので、合計5ビットになる。