情報理論 小テスト (第7回の内容) 解答
- 3倍の反復符号で誤り訂正を行う場合、1ブロック中の変化の回数がどうであれば元の符号を正しく復元できるか。
※ 3つの符号から多数決で決めるので、2つ以上変化していると復元結果は誤りになる。
- 5倍の反復符号で誤り訂正を行う場合、1ブロック中の変化の回数がどうであれば元の符号を正しく復元できるか。
※ 5つの符号から多数決で決めるので、3つ以上変化していると復元結果は誤りになる。
- 3倍の反復符号で誤り検出を行う場合、あて先で受け取った1ブロックの符号が「011」だったときにやることは何か。
- 「0」として復元する
- 「1」として復元する
- 再送信を要求する
※ 反復符号の誤り検出では、1ブロックの符号がすべて同じになっていない場合は変化が起きたとみなし、再送信を要求する。
- 「001 110」にk=3のパリティ検査符号を加えたものは次のうちどれか。
- 000 000 111 111 111 000
- 0010 1101
- 0011 1100
※ 3桁のブロックそれぞれについて1の数をカウントし、偶数個なら0, 奇数個なら1を後ろに付け加える。
- k=3のパリティ検査符号追加済みの符号「1010 1111」の情報源符号として正しいものはどれか。
- 10100 11110
- 101 111
- 010 111
※ 情報源符号 (検査符号を付け加える前の状態) を選ぶ。検査符号はそれぞれのブロックの最後の符号なので、それを取り除くだけ。