情報理論 小テスト (第8回の内容) 解答
- パリティ検査符号を使って誤り検出を行う場合、再送信要求を行うのはどのようなときか。
- 1ブロック中の変化が2回以上
- 1ブロック中の変化が偶数回
- 1ブロック中の変化が奇数回
※ パリティ検査符号は1ブロック中の「1」が偶数個になるように追加する (変化がなければ常に偶数個)。変化が奇数回なら1が奇数個になり、あて先側で変化に気づける。
- 3倍の反復符号では、情報源符号に対する検査符号のビット数の割合はどうなるか。
※ 3倍に増やすので、元の1ビットに対して検査符号が2ビットつくことになる。
- k=3のパリティ検査符号では、情報源符号に対する検査符号のビット数の割合はどうなるか。
※ 元の符号3ビットに対して1ビットの検査符号がつく。
- 通常のパリティ検査符号では、k+1ビットのブロック中の変化の回数がどうであれば誤り訂正を行うことができるか。
※ あて先側でわかるのは、そのブロック中で変化があったかどうかということだけ。
- 水平垂直パリティ検査符号では、(k+1)の2乗ビットのブロック中の変化の回数がどうであれば誤り訂正を行うことができるか。
※ 1回なら変化があった場所の縦横の位置を知ることができるので、その符号を反転させて元の状態を回復できる。