情報理論 小テスト (第11回の内容) 解答
- パリティ検査符号 (k=5) において、検査符号「1」がつく情報源符号は次のうちどれか。
- 11011
- 11000
- 11010
- 情報源符号の中の「1」の数が奇数個のものに「1」がつく。
- パリティ検査符号追加済みの符号 (k=5) のうち、変化があったと判定されるのは次のうちどれか。
- 111111
- 101001
- 001010
- 変化がなければ「1」の数は偶数個のはず。
- k=2のパリティ検査符号を追加した符号をp=1/2の2元対称通信路に通した場合の誤り率はいくらか。
- 1/2
- 1/3
- 1/4
- (5)式の \(p\) に1/2を入れれば求められる。この結果は、p=1/2の2元対称通信路が全く情報を通さない通信路であり、どのように工夫しても誤り率が変わらないことを意味する。
- 情報源符号「110 010 111」に水平垂直パリティ検査符号を加えた16ビットの符号のうち、最後の符号は何か。
- 0
- 1
- 右側につく検査符号「011」、下につく検査符号「011」のどちらを使っても求められる。また、9個の情報源符号全体に含まれる「1」の数を使っても同じ結果になる。
- 水平垂直パリティ検査符号を加えた符号で誤り訂正ができるのは、全体 ((k+1)の2乗ビット) のうちで変化が起きた回数が何回までか。
- 1回
- 2回
- 資料の説明の通り、2回以上変化があった場合は変化の場所を特定できなくなる。