- Onshapeのページにアクセスしてサインインする。
- 前回作ったプロジェクトを開く。
- どれかのフォルダーに入った状態になっている場合は、家のマークをクリックしてホーム直下に移動する (図の状態になるようにする)。
- 「+」→「Create folder」で新しいフォルダー「課題4」を作る。
- 「課題4」フォルダーをクリックしてその中に入る。
- 新しいタブを作り(左下の「+」から「Create Part Studio」)、タブ名を「課題4-1」にする。
- 視線方向をFrontにする。
をクリックし、図のようにしてスケッチを開始する。
の右の▼をクリックして
に切り替え、図のような長方形を描く。
「2」は原点、「3」は適当なところでクリックする。
で長方形の縦横のサイズを決める (線が黒くなる)。
- 視線方向をTrimetricに切り替える。
- 図のようにして、10mm押し出して板をつくる。
「3」の矢印をクリックすると押し出しの方向が逆向きになる。
- 視線方向をFrontに切り替える。
をクリックし、図のようにしてスケッチを開始する。
で図のような円を描く。
円の中心が横軸上になるようにする。
- 図のようにして右側にも円をつくる。
Mirror

は、選んだ線に対称になるようにスケッチをコピーする命令。
「2」のクリックで対称の基準、「3」のクリックでコピーするものを選ぶ。
- Dimension
で円の中心どうしの距離、円の大きさを決める (線が黒くなる)。
- 視線方向をTrimetricに切り替える。
- 図のようにして軸をつくる。

- 左下の「Part 1」の名前を「板」に変更する。
- 図のようにしてメニューに新しいアイコン「Spur Gear」
を追加する。
上のメニューの右端にこのようなアイコンが追加される(画面が狭い場合は折りたたまれて見えないこともある)。

Spur gear

は、複雑な形の歯車を簡単に作ることができるコマンド。一度追加すれば、次回以降もいつでも使える。
これと同様にして

からいろいろなアイコンを追加できる。
- 図のようにして「軸の基準」のスケッチを表示状態に戻す。
使用済みのスケッチは自動的に非表示になる。
歯車をつくるときの基準点として使いたいので、ここでは表示状態に戻した。
目のマークをもう一度クリックするとまた非表示になる。
原点や面なども同様にして表示・非表示を切り替えられる。
- 図のようにして直径120mm、歯の数が30本の歯車をつくる。
このコマンドでは工程名は書き換えられない。
「2」「3」で歯車の基準点を選んでいる (「2」のチェックを入れなければ原点に歯車ができる)。
「4」が歯車の歯の数。
「5」が歯車の直径(完成したときにできる点線の円。歯の山・谷はこの点線から半分ずつ外・内になる)。
「6」にチェックを入れると歯の先に面取り(斜めのカット)ができる。
「7」にチェックを入れると中心に穴ができる (その下の「Bore diameter」が穴の直径)。
一番下の「Depth」が歯車の厚さ。
- 同様にして直径80mm、歯の数が20本の歯車をつくる。
2つの歯車の半径はそれぞれ60mm, 40mmで、足すと軸の間隔100mmと同じになる。そのため、歯車の基準の線 (灰色の点線の円) は図のように接した状態になる。これが歯車がうまくかみ合うための1つ目の条件。
さらに、歯車の大きさと歯の数は比例していないといけない。これが2つ目の条件。
| 直径(mm) | 歯の数(本) |
大きい歯車 | 120 | 30 |
小さい歯車 | 80 | 20 |
120:80 = 30:20 = 3:2
課題4-2ではこの条件に注意。あてずっぽうにやってもうまくいかない。
- 2つの歯車の名前を図のように変更する。
- このままだと2つの歯車の山どうしがぶつかるので、図のようにして回転させる。
「3」で「動かすもの」を選んでいる。
「5」「6」で回転の基準を選んでいる。
「7」は回転させる角度。歯の数が20本なので、山と山の間の角度は360°の20分の1。さらのその半分だけ回せば、山だったところが谷になる。
- モノとしてはこれで完成。ツリーや設計画面がこのようになっているか確認する。
- 左下の「+」から「Create Assembly」で新しいタブを作り、名前を「課題4-1」にする。
- 図のようにしてさっき作った3つの部品を入れる。
リストが長すぎて課題4-1のものが表示されない場合は、このように検索すれば欲しいものが表示される。
- 板を右クリックして「Fix」を選ぶ。
- 2つの歯車をつかんでドラッグし、適当なところに動かす。
- 図のようにして板と大歯車を組み合わせる (「4」は歯車の穴のあたりをズームしてカーソルを当て、3つの「⊕」が表示され、その一番奥にマークが表示された状態でクリックする (つまり、穴の奥側の中心を選ぶ))。
「4」はズームしてやらないと失敗しやすい。右図のようになってしまったらCtrl+Zで元に戻してやりなおし。
- 同様にして小さい歯車を右側の軸にはめる (条件の名前は「小歯車回転」)。
歯車はドラッグすればそれぞれ回せるが、連動していないのでこのままだと歯がぶつかってしまう。
- 図のようにして2つの回転を連動させる。

「5」は「最初に選んだ方が1回転するあいだに、もう一方が何回転するか」にあたる。ここには「歯の数の比」(または大きさの比)を入れておけばよい。
- 片方をドラッグして回すと、もう一方もそれに合わせて動くようになる。
動作が重くてちゃんと噛み合っているか確認しづらいときは、図のようにすれば滑らかなアニメーションを見られる。